文献の性格は台帳の判定を表示しており、査読状況や研究の質の評価ではありません。日本語題名・要約は紹介用です。論文本文・PDFは掲載せず、正規の入手先へリンクします。
古典・定着した研究2003年
ColorBrewer.org:地図の配色選択を支援するオンラインツール
ColorBrewer.org: An Online Tool for Selecting Colour Schemes for Maps
Mark Harrower、Cynthia A. Brewer
The Cartographic Journal, 40(1), 27–37 · 2003
データの種類、クラス数、画面・印刷・投影などの利用環境に応じて地図配色を選ぶColorBrewerを体系化した論文です。現在の公式ツールにはcolorblind safe、印刷向け、コピー向けの絞り込みがあります。
CUDとしての注目点配色を色見本だけで選ばず、データ構造、媒体、凡例、色覚多様性をまとめて扱う実務的な設計基盤です。
限界・注意点2003年当時の媒体・技術を前提としたツール論文で、現代のモバイル表示や個人差、すべてのCVD型を保証するものではありません。colorblind safe指定も当事者評価や冗長符号化を不要にするものではありません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化/地図・公共空間・交通・スポーツ/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/設計・教育・支援
研究手法:アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/色覚を限定しない視覚アクセシビリティ
古典・定着した研究(Classic)/判定日:2026-10-07
2003年の査読済み論文。ColorBrewerを体系化し、2026年現在も公式ツールが稼働、Penn Stateの書誌でScopus 999引用、大学教育・地図制作で継続利用されている。
補助注記:古さではなく、継続稼働する公式ツール、引用、教育・実務への定着を根拠にClassicとする。
トピック:ColorBrewer/地図/配色設計/カラーブラインドセーフ
文献ID:CUD-2026-036
近年の研究2026年
インクルーシブな色彩設計に向けたトリタノピア色知覚のシミュレーション分析
A simulation-based analysis of tritanopia colour perception for inclusive colour design
Heejin Lee
Journal of the International Colour Association, forthcoming article, published 8 September 2026 · 2026
マンセル色体系の10色相チャートをCoblisでトリタノピア表示へ変換し、色相の移動、彩度低下、色カテゴリーの収束を比較した研究です。結果を建築・空間の配色指針へ翻訳しています。
CUDとしての注目点CUDが赤緑色覚特性だけに偏らないよう、青黄色覚特性における識別困難と、色以外の手掛かりを検討する材料になります。
限界・注意点色覚特性当事者を対象とした知覚実験ではありません。単一シミュレータと標準色票による分析で、実空間の照明、素材、面積、周囲色を直接評価していません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:地図・公共空間・交通・スポーツ/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:色知覚・色の識別/アクセシブルな配色・可視化/設計・教育・支援
研究手法:モデル・シミュレーション/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:青黄色覚特性/色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-10-07
2026年9月公開の個別研究。赤緑系に偏りがちなCUD研究を補うトリタノピアのシミュレーション分析。
補助注記:当事者実験ではなく、Coblisによるシミュレーション比較である。
トピック:トリタノピア/青黄色覚特性/マンセル色体系/建築・空間
文献ID:CUD-2026-035
近年の研究2026年
色覚特性のある利用者のアクセシビリティを高める画像から地図への配色転写
Transferring Accessible Colors from Images to Maps to Improve Accessibility for Users with Color Vision Deficiencies
Taisheng Chen、Liangliang Bao、Mingguang Wu、Anthony C. Robinson、Menglin Chen、Lu Cheng、Kun Hu
Annals of the American Association of Geographers, 116(8), 1866–1889 · 2026
画像から抽出した色を、面・線・点の地図記号ごとに最適化して転写する手法を提案し、蘇州の地図と4枚の参照画像を使って評価した研究です。大学生77人のうち33人が色覚特性当事者で、提案地図は両群に読み取りやすく、参照画像の色彩スタイルも保ったと報告されました。
CUDとしての注目点色覚特性当事者を評価に含め、地図記号の種類ごとに識別可能性を最適化している点がCUD実務に直結します。
限界・注意点一都市の地図、4枚の参照画像、大学生77人による事例評価です。文化圏、年齢、地図用途、色覚特性の型を越えた一般化には追加検証が必要です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化/地図・公共空間・交通・スポーツ
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/実環境での視認性・利用体験
研究手法:人を対象とする実験・観察/アルゴリズム・データセット/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/一般色覚との比較/子ども・学生・専門職
近年の研究(Recent)/判定日:2026-10-07
2026年の査読済み個別研究。CVD当事者を含む利用者評価と地図配色転写アルゴリズムを扱う。
トピック:地図/配色転写/当事者評価/アクセシブル配色
文献ID:CUD-2026-034
古典・定着した研究2018年
可視化デザインのための色差モデリング
Modeling Color Difference for Visualization Design
Danielle Albers Szafir
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, 24(1), 392–401 · 2018
米国のクラウドソーシング参加者461人を募集し、散布図の点、棒グラフの棒、折れ線グラフの線について、色差、太さ、大きさ、形が識別に与える影響を測った研究です。解析対象は散布図72人、棒288人、線72人で、マークが大きいほど小さな色差を識別しやすく、同程度の太さなら点よりも細長い棒や線の方が識別しやすいと報告しました。
CUDとしての注目点配色表の色番号だけで可読性を判断せず、実際に表示される点・線・棒のサイズや形まで含めて設計する根拠になります。CUDではさらに、色以外の形、線種、ラベルを併用する設計へつなげられます。
限界・注意点色覚特性を自己申告した参加者は解析から除外されており、CVD当事者への直接評価ではありません。単純化した図とオンライン環境を用い、複雑な実データ、周囲色、探索課題などは十分に扱っていません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:色知覚・色の識別/アクセシブルな配色・可視化
研究手法:人を対象とする実験・観察/モデル・シミュレーション
対象者・色覚:一般色覚との比較
古典・定着した研究(Classic)/判定日:2026-09-30
2018年の可視化知覚研究。点・棒・線という実際の可視化マークに応じた色差モデルを提示し、2026年の再現研究が influential study として主要結果を再検証している。実務ツールへの接続と継続的影響が具体的に確認できるためClassicとする。
補助注記:古さだけでなく、後続の配色ツール・研究への利用と、独立した再現研究による継続的検証を根拠とする。
トピック:色差/散布図/棒グラフ/折れ線グラフ
文献ID:CUD-2026-033
近年の研究2026年
視覚エンコーダは人間らしい色識別閾値を示すか
Do Vision Encoders Exhibit Human-like Color Thresholds?
Engy Ehab、Pablo Hernández-Cámara、Nahla Belal、Jesús Malo、Javier Vazquez-Corral、Alexandra Gomez-Villa
arXiv:2607.16540 [cs.CV], v1(査読前) · 2026
畳み込みニューラルネットワーク、Vision Transformer、自己教師あり・言語教師ありモデルなど50を超える事前学習済み視覚エンコーダを、制御した色刺激と人間の色識別楕円で比較した研究です。モデルと人間の領域重なりをmIoUで評価したところ、最高でも0.25未満で、全体として整合性は弱いと報告されました。
CUDとしての注目点画像AIが大量の自然画像を学習していても、人間と同じ色の近さや識別しやすさを自然に獲得するとは限りません。AIを使ったCUD検査や自動補正では、人間の知覚データと当事者評価による別途の検証が必要です。
限界・注意点査読前の探索研究です。制御された単純な色刺激と内部埋め込みの類似度を評価しており、モデルが実際の図表や画面を理解できるか、色覚特性当事者にとって利用しやすいかを直接測っていません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/基礎・一般
CUD上の課題:色知覚・色の識別/AIのアクセシビリティ/知覚の個人差
研究手法:モデル・シミュレーション/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:一般色覚との比較/AIモデル
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-30
2026年7月公開の査読前プレプリント。50を超える視覚エンコーダの色識別閾値を人間の知覚データと比較する近年の探索研究。
補助注記:AIの内部表現を測る探索研究であり、実利用時のアクセシビリティ性能を直接保証しない。
トピック:視覚エンコーダ/色識別閾値/基盤モデル/CIEDE2000
文献ID:CUD-2026-032
近年の研究2026年
10年後の再検証:2つの色識別研究の再現
Ten Years Later: Replicating Two Color Discrimination Studies
Shadmaan Hye、Andrew M. McNutt、Katherine E. Isaacs
IEEE VIS 2026 VisXVision workshop / arXiv:2608.24789 · 2026
約10年前の2つの色識別研究を、新しい実験基盤と参加者で再現した研究です。散布図の色識別実験は144人、一般的な色識別実験は394人で実施し、色差やコントラストが大きいほど識別しやすく、散布図ではマークが大きいほど識別しやすいという主要傾向を再現しました。
CUDとしての注目点CUDの配色判断では色相や色差だけでなく、記号の大きさ、形、画面、明るさなどの条件を含める必要があることを、再現性の観点から補強します。
限界・注意点オンライン実験のため画面の校正、明るさ、解像度、周囲照明を統制していません。自己申告の色関連経験に基づく群分けで、色覚特性のある参加者を主対象とした研究ではありません。最小マークでは元研究との差も大きく、無効果という結論ではなく測定条件を含めた解釈が必要です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化
CUD上の課題:色知覚・色の識別/アクセシブルな配色・可視化
研究手法:人を対象とする実験・観察
対象者・色覚:一般色覚との比較
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-30
2026年8月公開、IEEE VIS 2026 VisXVision workshop採録。約10年前の色識別研究2件を新しい参加者・実験基盤で再現した近年の研究。
補助注記:再現された主要傾向と、最小マーク・表示環境に関する差異を分けて扱う。
トピック:再現研究/色識別/マークサイズ/表示環境
文献ID:CUD-2026-031
古典・定着した研究2009年
色覚特性シミュレーションの生理学的モデル
A physiologically-based model for simulation of color vision deficiency
Gustavo M. Machado、Manuel M. Oliveira、Leandro A. F. Fernandes
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, 15(6), 1291–1298 · 2009
生理学的な人間の色覚モデルと電気生理学的データを基に、通常色覚、異常三色型、二色型を統一的に扱うシミュレーションモデルを提案した研究です。
CUDとしての注目点現在の色覚シミュレーションの基盤として、CUD検証や可視化設計のモデル選択を考える際の参照点になります。
限界・注意点シミュレーションは当事者の見え方そのものではなく、モデルの仮定や表示環境の影響を受けます。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/基礎・一般
CUD上の課題:色知覚・色の識別/評価・検査・自動判定
研究手法:人を対象とする実験・観察/モデル・シミュレーション
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/一般色覚との比較
古典・定着した研究(Classic)/判定日:2026-09-23
2009年の代表研究。生理学的モデルで通常色覚、異常三色型、二色型を統一的に扱い、後続の色覚シミュレーションに継続的に参照される基盤研究。
補助注記:古いだけでなく、後続研究・デザインツールで参照される基盤性を根拠にClassicとする。
トピック:色覚シミュレーション/生理学的モデル/二色型
文献ID:CUD-2026-030
近年の研究2026年
人間の色覚特性評価法を用いたVision-Language Modelの知覚診断
Diagnosing Vision Language Models’ Perception by Leveraging Human Methods for Color Vision Deficiencies
Kazuki Hayashi、Shintaro Ozaki、Yusuke Sakai、Hidetaka Kamigaito、Taro Watanabe
EACL 2026 Long Papers, 7582–7605 · 2026
Ishihara検査を用いて、Vision-Language Modelが色覚特性による知覚の違いを扱えるかを評価した研究です。
CUDとしての注目点色覚特性を知識として説明することと、異なる知覚を扱うことの差を示します。
限界・注意点モデル・刺激・評価条件に依存する研究で、AI全般の能力や実利用効果を保証しません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/基礎・一般
CUD上の課題:AIのアクセシビリティ/知覚の個人差
研究手法:人を対象とする実験・観察/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/AIモデル
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-23
2026年EACL長論文。Vision-Language Modelの色覚特性理解を評価する研究。
補助注記:モデル評価研究であり、実利用でのアクセシビリティ効果を直接示すものではない。
トピック:Vision-Language Model/Ishihara/知覚評価
文献ID:CUD-2026-029
近年の研究2026年
ColorAdaptNet:個人適応型の色覚特性補償のための生成モデル
ColorAdaptNet: A Novel Generative Model for Personalized Color Vision Deficiency Compensation
Ligeng Chen、Zhenyang Zhu、Kentaro Go、Xiaodiao Chen、Xiaoyang Mao
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, early access · 2026
色覚特性による知覚コントラストの低下に対し、個人適応型の生成モデルで補償する研究です。
CUDとしての注目点一律の色変換ではなく個人差へ適応する支援設計の候補です。
限界・注意点先行公開段階で、生成結果の忠実性、意味保持、当事者による長期評価を確認する必要があります。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/基礎・一般
CUD上の課題:設計・教育・支援/個人に合わせた色補正
研究手法:モデル・シミュレーション/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-23
2026年の先行公開研究。個人適応型の生成モデルによる色覚特性補償を扱う。
補助注記:先行公開段階。実際の当事者による長期評価と生成結果の検証が必要。
トピック:生成モデル/個人適応/色補償
文献ID:CUD-2026-028
近年の研究2024年
色覚特性への文脈対応支援に向けて――LLMとARを統合するアプローチ
Towards Context-aware Support for Color Vision Deficiency: An Approach Integrating LLM and AR
Shogo Morita、Yan Zhang、Takuto Yamauchi、Sinan Chen、Jialong Li、Kenji Tei
arXiv:2407.04362 · 2024
ARで周囲を取り込み、マルチモーダルLLMが利用者の意図と必要な支援を推論し、短い説明を提示する文脈対応型システムの予備研究です。
CUDとしての注目点色名の提示にとどまらず、色に依存する判断を目的に沿った言葉や位置などの手掛かりへ変換する支援として参考になります。
限界・注意点査読前で、参加者2人・5場面の予備評価です。LLMの正確性は保証されず、安全に関わる判断へ単独で使用できません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:地図・公共空間・交通・スポーツ/支援技術・デザインツール・生成AI・XR/暮らし・日常生活
CUD上の課題:色だけに依存しない情報提示/状況に応じた支援/安全に関わる情報
研究手法:人を対象とする実験・観察/調査・質的研究・混合研究法/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-17
2024年の文献。LLMとARを組み合わせた文脈対応支援の試作と予備評価を扱う近年の個別研究。
補助注記:査読前プレプリント。参加者2人の予備評価であり、有効性の確立を意味しない。
トピック:LLM/AR/文脈対応支援
文献ID:CUD-2026-027
近年の研究2025年
Hue4U:拡張現実におけるリアルタイム個人適応型色補正
Hue4U: Real-Time Personalized Color Correction in Augmented Reality
Jingwen Qin、Semen Checherin、Yue Li、Berend-Jan van der Zwaag、Özlem Durmaz-Incel
arXiv:2509.06776 · 2025
事前の臨床診断や固定フィルターに依存せず、Meta Quest上で利用者に合わせた色補正をリアルタイムに行うARシステムを提案した研究です。
CUDとしての注目点一律の変換ではなく、色覚特性の型や程度を含む個人差へ合わせる支援設計の候補です。
限界・注意点査読前かつ参加者10人の小規模研究で、長期利用、照明条件、端末差を越えた一般化はできません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/暮らし・日常生活
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験/個人に合わせた色補正
研究手法:人を対象とする実験・観察/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-17
2025年の文献。個人適応型AR支援の試作と利用者評価を扱う近年の個別研究。
補助注記:査読前プレプリント。小規模評価であり効果の一般化はできない。
トピック:AR/個人適応/色補正
文献ID:CUD-2026-026
近年の研究2025年
赤緑系色覚特性における色の見え方の生理学ベース・シミュレーションモデル
A Physiologically-based simulation model of color appearance for red-green color vision deficiency
Lijia Sun、Shining Ma、Yong Tao、Liang Jia、Yue Liu、Yongtian Wang、Weitao Song
arXiv:2502.10316 · 2025
CIE 2006生理学的標準観測者を基礎に、L錐体またはM錐体の吸収特性を変化させ、赤緑系色覚特性の色の見え方を予測するモデルを提案した研究です。
CUDとしての注目点CUD検証に使う色覚シミュレーションを、生理学的根拠と個人差を扱えるモデルへ近づける基礎候補です。
限界・注意点査読前であり、公開要約だけでは参加者数や比較条件を十分に確認できません。シミュレーションを当事者の見え方そのものと断定できません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR/基礎・一般
CUD上の課題:色知覚・色の識別/評価・検査・自動判定
研究手法:人を対象とする実験・観察/モデル・シミュレーション
対象者・色覚:赤緑色覚特性
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-17
2025年の文献。生理学的モデルと実験的検証を扱う近年の個別研究。
補助注記:査読前プレプリント。Recentは有効性の確立や査読完了を意味しない。
トピック:色覚シミュレーション/錐体モデル/生理学
文献ID:CUD-2026-025
近年の研究2026年
色覚特性が膀胱がん・大腸がんの生存率に与える影響
Impact of colour vision deficiency on bladder and colorectal cancer survival
Mustafa Fattah、Amer F. Alsoudi、Prithvi Mruthyunjaya、Ehsan Rahimy
Nature Health, 1, 113–119 · 2026
電子健康記録ネットワークTriNetXを用い、色覚特性が登録された膀胱がん135人と大腸がん187人を、それぞれ背景因子を合わせた対照群と比較した後ろ向き研究です。膀胱がんでは色覚特性群の全生存期間が有意に短い関連がみられましたが、大腸がんでは有意差がみられませんでした。
CUDとしての注目点血尿のように色が重要な手掛かりとなる症状では、本人の色判別だけに早期発見を委ねない案内、検査、相談導線が必要だという仮説を提示します。CUDを情報表示だけでなく、健康コミュニケーションと受診支援へ広げる重要な視点です。
限界・注意点後ろ向き観察研究であり、色覚特性と生存率の因果関係や、血尿の認識遅延という機序を直接証明していません。色覚特性の過少登録・誤分類、病期などの情報不足、比較的小さな集団による影響があり、仮説生成的な結果です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:医療・教育
CUD上の課題:色だけに依存しない情報提示/健康情報の伝達
研究手法:人を対象とする実験・観察/後ろ向きコホート研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/がん患者
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(observational, retrospective-cohort)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:DOI中の025ではなく既存の書誌年2026を使用。後ろ向き観察研究であり因果関係を示す区分ではない。
トピック:膀胱がん/大腸がん/血尿/生存率
文献ID:CUD-2026-024
近年の研究2026年
拡散型画像生成モデルにおけるプロンプト駆動の色アクセシビリティ評価
Prompt-Driven Color Accessibility Evaluation in Diffusion-based Image Generation Models
Xinyao Zhuang、Jose Echevarria、Kaan Akşit
arXiv:2603.09832 [cs.GR, cs.HC], v1, 2026(査読前) · 2026
Stable Diffusion 3.5-largeで、8種類の題材と4種類のプロンプトから計320枚を生成し、色覚シミュレーション前後の局所的な色勾配の変化をCVDLossとして測定した研究です。「色覚に配慮して」と指示しても効果は題材や色覚特性の型によって異なり、かえって変化を大きくする場合もありました。
CUDとしての注目点生成AIのプロンプトにアクセシビリティ要件を書くだけでは、CUDを安定して保証できないことを示します。生成後の機械的な検査、色以外の手掛かり、当事者を含む人による評価を組み合わせる必要があります。
限界・注意点対象は1つの画像生成モデルと限定的なプロンプトで、色覚特性当事者による評価はありません。指標はシミュレーションと隣接画素の局所構造に基づき、意味理解や実利用での読み取りやすさを直接測るものではありません。査読前プレプリントです。
- AI・機械学習
- デザイン支援
- 評価・測定
- 色覚シミュレーション
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/評価・検査・自動判定/設計・教育・支援
研究手法:モデル・シミュレーション/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(modeling-simulation, dataset-benchmark)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:査読前プレプリント。Recentは査読済み・有効性確立を意味しない。
トピック:画像生成AI/プロンプト/色覚シミュレーション/CVDLoss
文献ID:CUD-2026-023
近年の研究2026年
ColorA11Y:ジャストインタイムな色アクセシビリティ提案による創作ワークフロー支援
ColorA11Y: Enhancing Creative Design Workflows with Just-in-Time Color Accessibility Recommendations
Alexa Siu、Rajiv Jain、Abhinav Kannan、Jose Echevarria、Mary Ann (MJ) Jawili、Yalpi Shiva Prasad、Rick Treitman、Garreth W. Tigwell、Jonathan Lazar
ASSETS '26(採録済み・開催前プレプリント), 2026 · 2026
デザイン制作中にテキストと背景の配色、透明度、縁取りなどを解析し、その場で改善候補を提示するColorA11Yを提案した研究です。40人の選好調査と8人の非専門デザイナーによる制作評価で、支援の使いやすさ、時間効率、コントラスト問題の減少が報告されました。
CUDとしての注目点完成後の監査だけでなく、制作の流れを中断せずにアクセシビリティを組み込む「born-accessible」の考え方を具体化しています。スライド、バナー、Web画像などの制作ツールへCUD支援を統合する際の実装例として注目できます。
限界・注意点制作評価は非専門デザイナー8人という小規模調査で、主な対象は文字コントラストです。色覚特性当事者による直接評価や、色分け・グラフなど文字以外のCUD課題の検証は含まれません。
- デザイン支援
- Webアクセシビリティ
- 評価・測定
- UI・UX
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/色だけに依存しない情報提示/設計・教育・支援
研究手法:人を対象とする実験・観察/調査・質的研究・混合研究法/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:子ども・学生・専門職/色覚を限定しない視覚アクセシビリティ
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(prototype-evaluation, mixed-methods, experiment-human)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:採録済み・開催前プレプリントという掲載状態は、Recentとは別の属性。
トピック:制作ワークフロー/ジャストインタイム支援/色コントラスト/born-accessible
文献ID:CUD-2026-022
近年の研究2026年
新しい段階式色彩度閾値検査LSS-8の開発と妥当性検証
Development and validation of a novel and graded colour saturation threshold test, the LSS-8
Kristyna Stepnicka、Alexander Sarossy、Hannah McGrath、Marc Sarossy
BMC Ophthalmology, 26, Article 388 · 2026
8つの色相について、どの程度の彩度から色を識別できるかを段階的に測るLSS-8を開発し、74眼を対象に再検査信頼性、画面サイズ、画面輝度の影響を評価した研究です。合計得点の信頼性は高く、検討した範囲では画面サイズや輝度の違いによる影響も比較的小さいと報告されました。
CUDとしての注目点CUDの利用者像を先天的な赤緑色覚特性だけに限定せず、加齢、眼疾患、薬剤などによる後天的・変動的な色覚変化も考慮する契機になります。色の識別能力を連続量として捉える点も、段階的な評価設計に有用です。
限界・注意点74眼を複数の小規模コホートに分けた初期検証で、診断精度の確立や幅広い機器・環境での標準化は今後の課題です。CUDデザインの可読性を直接評価した研究ではありません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:医療・教育
CUD上の課題:評価・検査・自動判定/色覚特性の分布・変化
研究手法:人を対象とする実験・観察
対象者・色覚:後天的な色覚変化・眼科
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(experiment-human, observational)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:色覚検査/後天性色覚変化/彩度閾値/眼科
文献ID:CUD-2026-021
レビュー2026年
医療専門職教育における色覚特性:ナラティブ文献レビュー
Colour Vision Deficiency in Health Professions Education: A Narrative Literature Review
Marnie Imhoff、Linsey Donner、Ashley Eichleberg、Kevin McGuire
The Clinical Teacher, 23(3), e70402 · 2026
2013年8月から2026年1月までを中心に7データベースを探索し、医療専門職・学生の色覚特性と教育・臨床上の課題をテーマ別に整理したレビューです。スクリーニングや支援が十分でない一方、グレースケール、高コントラスト表示、支援技術、目的を明確にした教材設計などが有効な方策として挙げられました。
CUDとしての注目点個人に色の判別を求めるだけでなく、教材、実習、検査表示、組織のガイドラインを最初から多様な見え方に対応させる必要性を示します。教育現場にCUDとユニバーサルデザインを組み込むための俯瞰資料として有用です。
限界・注意点ナラティブレビューで、対象は英語文献に限られます。個々の支援策の効果を統合推定したシステマティックレビューやメタ分析ではなく、実証研究が不足する領域もあります。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:医療・教育
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験/設計・教育・支援
研究手法:文献レビュー
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/子ども・学生・専門職
レビュー(Review)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(literature-review)と要約に基づく文献レビュー。
補助注記:2026年刊行だがReviewを優先。ナラティブレビューであり、システマティックレビュー・メタ分析とはしない。
トピック:医療教育/ユニバーサルデザイン/合理的配慮/レビュー
文献ID:CUD-2026-020
近年の研究2026年
ピンクはそれほど見やすくない:色覚特性を考慮したクリケットボール視認性の計算モデル
Not So Pretty in Pink: Computational Modelling of Cricket Ball Visibility with Colour Vision Deficiency
Peter M. Allen、Oliver Runswick、Luke Wilkins、David L. Mann、Matthew A. Timmis、J. Maule
Sports Medicine, online ahead of print · 2026
赤・ピンクの新旧クリケットボール、芝・ピッチ・観客席・空、昼・薄暮・夜という組み合わせを分光測定と計算モデルで比較した研究です。古いピンク球は、とくに薄暮や一部の背景で見えにくくなり、プロタノマリーとデューテラノマリーでも問題となる条件が異なりました。
CUDとしての注目点対象物の色だけでなく、背景、照明、経時変化、利用者の色覚特性を一体として評価する必要性を示します。スポーツ用品や安全表示のCUDでは、単一の標準条件だけでなく実環境の組み合わせを検証する視点が重要です。
限界・注意点人の反応時間や競技成績を直接測った研究ではなく、分光測定に基づく計算モデルです。結論はクリケット球と特定の競技環境に依存します。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:地図・公共空間・交通・スポーツ
CUD上の課題:色知覚・色の識別/実環境での視認性・利用体験
研究手法:モデル・シミュレーション
対象者・色覚:赤緑色覚特性
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(modeling-simulation)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:スポーツ/クリケット/実環境視認性/輝度コントラスト
文献ID:CUD-2026-019
近年の研究2026年
AI開発者ツールにおける視覚アクセシビリティ問題の実証的分析
Characterizing Visual Accessibility Issues in AI Developer Tools: An Empirical Study
Sabrina Haque、Christoph Csallner
arXiv:2608.05116 [cs.SE], v1 · 2026
GitHub Copilot、Cursor、Claude Code、OpenAI Codex、OpenCodeの課題報告やフォーラムを分析し、視覚アクセシビリティに関する600件の報告を抽出したプレプリントです。色だけでは識別しにくい差分表示などが報告されました。
CUDとしての注目点AI開発ツールの差分、チャット、状態表示でも、色だけに依存しない記号・文言、テーマ対応、コントラスト、拡大・調整機能が必要だと示します。
限界・注意点英語の公開報告に限られ、報告バイアスがあります。全件を人手分類したものではなく、統制実験や当事者参加型の利用性評価でもありません。
- 開発者向けツール
- Webアクセシビリティ
- 評価・測定
- AI・機械学習
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール
CUD上の課題:色だけに依存しない情報提示
研究手法:調査・質的研究・混合研究法/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚を限定しない視覚アクセシビリティ
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(dataset-benchmark, qualitative)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:公開課題報告の実証分析であり、文献レビューとは区別する。プレプリントという状態は区分とは別。
トピック:AI開発ツール/視覚アクセシビリティ/差分表示
文献ID:CUD-2026-018
近年の研究2026年
YOLOと多言語音声フィードバックを用いた色覚特性者向け交通信号認識支援
Traffic Light Recognition Assistant for Color Vision Deficiency Using YOLO with Multilingual Audio Feedback
Yinyuan Ma、Fathan Arifah、Qonita Afifah、Liko Bun、Kangfu Zhang、Minan Tang
Sensors, 26(4), Article 1093 · 2026
車載カメラ映像からYOLOv12で信号機と点灯位置を検出し、インドネシア語・中国語・英語のオフライン音声で知らせる支援システムです。インドネシアと中国の画像1,000枚で評価し、mAP@50は0.920でした。
CUDとしての注目点色だけでなく点灯位置と音声を重ねる冗長化の実装例です。移動・安全分野で、視覚情報を別の感覚チャネルへ変換する考え方が注目されます。
限界・注意点色覚特性当事者による実走行・利用性評価はなく、夜間、雨天、混雑、カメラ品質の影響が残ります。運転判断や法令上の確認を代替するものではありません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:地図・公共空間・交通・スポーツ/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:色だけに依存しない情報提示/実環境での視認性・利用体験
研究手法:アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(algorithm-development, dataset-benchmark)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:交通信号/物体検出/音声支援
文献ID:CUD-2026-017
近年の研究2026年
Hue-Man Factor:色覚プロファイル別にみた可視化の知覚とアクセシビリティの実証評価
The Hue-Man Factor: An Empirical Evaluation of Visualization Perception and Accessibility Across Color Vision Profiles
Zhuojun Jiang、Anjana Arunkumar、Chris Bryan
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, 32(1), 703–713 · 2026
実在する可視化46点を用い、一般色覚者による色覚シミュレーション画像の評価と、診断を受けた色覚特性当事者の回答・面接を比較した研究です。シミュレーションは知覚変化の方向を捉える一方、解釈の破綻や心理的負担を十分再現しませんでした。
CUDとしての注目点色補正やシミュレーションだけで完了せず、構造の明確さ、冗長な符号化、ラベル、当事者による検証を組み合わせる必要性を示しています。
限界・注意点対象は46点で赤緑色覚特性が中心です。近年の自動再配色手法との比較は行われていません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/色だけに依存しない情報提示/評価・検査・自動判定
研究手法:人を対象とする実験・観察/調査・質的研究・混合研究法/モデル・シミュレーション
対象者・色覚:赤緑色覚特性/一般色覚との比較/色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(mixed-methods, experiment-human, modeling-simulation)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:可視化/当事者評価/色覚シミュレーション
文献ID:CUD-2026-016
近年の研究2026年
公衆衛生分野における可視化実践の分類学的研究
Charting Public Health: A Taxonomic Study of Visualization Practices in the Public Health Field
Mia Hines、Alvitta Ottley
arXiv:2608.08657 [cs.HC], v1 · 2026
米国・国際的な公衆衛生組織26団体のWebサイトから4,285点の可視化を収集し、図表形式やアクセシビリティを分析したプレプリントです。色覚シミュレーションを含む条件で、23.08%に少なくとも1組の識別リスクがある色対が見つかりました。
CUDとしての注目点公共性の高い実在図表を大規模に点検し、CUDチェックを制作現場の品質管理へ組み込む必要性を数量で示した点が重要です。
限界・注意点色覚シミュレーションと自動抽出に基づくリスク指標で、当事者の理解度を直接測った研究ではありません。対象は主に米国の公開図表で、査読前です。
- データ可視化
- 公共情報・サイン
- 評価・測定
- 色覚シミュレーション
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール/データ可視化/医療・教育
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/評価・検査・自動判定
研究手法:モデル・シミュレーション/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(dataset-benchmark, modeling-simulation)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:図表コーパスの実証分析であり、先行研究を統合する文献レビューとは区別する。
トピック:公衆衛生/データ可視化/配色リスク
文献ID:CUD-2026-015
近年の研究2026年
色フィルターと照明装置で構成される色覚特性支援システム
Novel System Supporting Color Vision Deficiency Consisting Colored Filters and Illumination Setup
Joanna Szkudlarek、Marcin Jachowicz、Grzegorz Owczarek、Bartłomiej Zagrodny
Applied Sciences, 16(10), Article 5045 · 2026
プロタノピア向けとされる11種類の色補助眼鏡を分光測定し、白・青・緑の追加照明を組み合わせた支援システムを検討した研究です。眼鏡は一部の識別を助け得る一方、青と緑の識別を損なう可能性も示されました。
CUDとしての注目点補助具を一律に『色が見えるようになる』ものとして扱わず、対象作業、照明、別の色対への副作用まで評価する必要性を示します。
限界・注意点人による確認はプロタノピアの1人を対象とした実証であり、効果の一般化はできません。中心は光学測定と概念実証です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験/設計・教育・支援
研究手法:人を対象とする実験・観察/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:赤緑色覚特性
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(prototype-evaluation, experiment-human)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:色補助眼鏡/照明/プロタノピア
文献ID:CUD-2026-014
近年の研究2026年
ニューラルネットワーク支援の色名課題を用いた赤緑色覚特性の迅速検査
Rapid test for detecting red–green color vision deficiencies using a neural network-assisted color-naming task
José A. R. Monteiro、Dora N. Marques、João M. M. Linhares、Sérgio M. C. Nascimento
Scientific Reports, 16, Article 9987 · 2026
56人が自然場面から選んだ182色を11の基本色名で回答し、そのパターンをニューラルネットワークで分析した研究です。20色の部分集合によるスクリーニングは2分未満で実施でき、高い感度・特異度が報告されました。
CUDとしての注目点簡便なデジタル色覚スクリーニングの可能性を示します。CUDでは、利用者の色覚特性を自己確認する入口や、当事者参加型評価の補助として注目できます。
限界・注意点参加者は56人で、20色版は独立した短縮検査として直接実施されたものではありません。大規模な臨床検証と、言語・文化差や表示較正の検討が必要です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:医療・教育
CUD上の課題:評価・検査・自動判定
研究手法:人を対象とする実験・観察/アルゴリズム・データセット
対象者・色覚:赤緑色覚特性/一般色覚との比較
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(experiment-human, algorithm-development)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:色覚検査/色名課題/ニューラルネットワーク
文献ID:CUD-2026-013
近年の研究2026年
雲・エアロゾルのライダー観測向け色覚アクセシブルなカラーマップ
Color-Vision-Deficiency-Accessible Colormaps for Cloud and Aerosol Lidar Observations
Thibault Vaillant de Guélis、Jason L. Tackett、Anne Garnier、Robert A. Ryan、Sharon P. Burton、Kathleen A. Powell
Bulletin of the American Meteorological Society, 107(1), E142 · 2026
雲・エアロゾルのライダー観測を示す二次元図のために、色覚特性に配慮したカラーマップとPythonパッケージを提案した研究です。
CUDとしての注目点科学可視化では、順序や強度を保ちつつ色覚特性の違いでも読み取れる配色を、再利用可能な実装として配布する実務例です。
限界・注意点ライダー観測に最適化された提案であり、すべてのデータ型や表示環境で同じ可読性を保証するものではありません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:データ可視化
CUD上の課題:色知覚・色の識別/アクセシブルな配色・可視化
研究手法:試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(prototype-evaluation)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:ライダー/カラーマップ/気象
文献ID:CUD-2026-012
近年の研究2025年
色覚特性のあるゲーマーがデジタルゲームで経験する困難
Difficulties that gamers with color vision deficiencies experience when playing digital games
Sandra Mazur、Jeffery K. Hovis、Shankaran Ramaswamy
Journal of the Optical Society of America A, 42(5), B365–B378 · 2025
色覚特性のあるゲーマー241人へのオンライン調査で、88%がゲーム中に少なくとも多少の困難を経験したと回答した研究です。
CUDとしての注目点敵味方、アイテム、状態、マップなどを色だけで区別せず、記号・輪郭・位置・設定変更を併用する必要性を当事者の経験から示しています。
限界・注意点自己選択型のオンライン調査であり、ゲームごとの操作成績を実験的に測った研究ではありません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:ゲーム
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験/設計・教育・支援
研究手法:調査・質的研究・混合研究法
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(survey)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:ゲーム/当事者調査/ユーザー設定
文献ID:CUD-2026-011
近年の研究2026年
歯学部学生における色知覚スクリーニングとシェードマッチング成績:探索的観察研究
Colour perception screening and shade-matching performance among undergraduate dental students: an exploratory observational study
Sergi Torné-Durán
BDJ Open, 12, Article 72 · 2026
歯学部学生を対象に色覚スクリーニングと歯の色調を合わせるシェードマッチング課題との関係を調べた探索的観察研究です。
CUDとしての注目点医療・歯科のように色判断が作業品質へ影響する場面では、色覚確認だけでなく、標準化した照明や機器測定など複数の手掛かりが重要だと考える材料になります。
限界・注意点単一教育機関で行われた探索的研究であり、成績差を色覚特性だけで説明したり、歯科実務全般へ一般化したりすることはできません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:医療・教育
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験/評価・検査・自動判定
研究手法:人を対象とする実験・観察
対象者・色覚:子ども・学生・専門職
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(observational)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:歯科/シェードマッチング/色知覚検査
文献ID:CUD-2026-010
近年の研究2026年
色覚特性を考慮した低アクセシビリティWebページの抽出に関する実現可能性研究
A Feasibility Study on Filtering Low-Accessibility Web Pages Considering Color Vision Deficiency
Ryota Mizutani、Shiori Nakayama、Masateru Tsunoda
arXiv:2606.22095 · 2026
Webページ画像と色覚シミュレーション画像の色差を特徴量とし、低アクセシビリティページを機械学習で分類する実現可能性研究です。
CUDとしての注目点詳しい目視確認が必要なページの優先順位付けや、CUDスライドチェッカーへの応用が考えられます。
限界・注意点21ページの小規模研究で、当事者評価の代替にはならず、査読前のプレプリントです。
- Webアクセシビリティ
- 評価・測定
- AI・機械学習
- 色覚シミュレーション
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール
CUD上の課題:色知覚・色の識別/評価・検査・自動判定
研究手法:モデル・シミュレーション/アルゴリズム・データセット/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(algorithm-development, modeling-simulation, prototype-evaluation)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:Web自動評価/機械学習/色覚シミュレーション
文献ID:CUD-2026-009
近年の研究2025年
色覚特性のある人にとっての案内サインの知覚と影響要因――地下鉄移動を対象とした事例研究
Perceived Ability and Influencing Factors of the Signage System for Color Vision Deficiency Groups: A Case Study of Metro Travel Process
Hebing Yang、Yikang Zhang、Minfeng Yao、Zihan Li、Yueying Li
Acta Psychologica, 257, Article 105096 · 2025
中国・厦門地下鉄の駅と周辺を対象に、360度パノラマ画像、色覚シミュレーション、視線計測を組み合わせて案内サイン探索を調べた研究です。
CUDとしての注目点サイン単体の配色だけでなく、周囲の広告・景観・昼夜の明るさを含めて評価する必要性を示しています。
限界・注意点実際の色覚特性当事者ではなくシミュレーション条件による比較で、対象も一駅と周辺地域に限られます。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:地図・公共空間・交通・スポーツ
CUD上の課題:実環境での視認性・利用体験
研究手法:人を対象とする実験・観察/モデル・シミュレーション/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚シミュレーション
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(experiment-human, modeling-simulation, case-study)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:公共サイン/視線計測/地下鉄
文献ID:CUD-2026-008
レビュー2025年
子ども・青少年における先天色覚特性の世界的有病率(1932~2022年)
Global Prevalence of Congenital Color Vision Deficiency among Children and Adolescents, 1932–2022
Yi Deun Jeong、Jaehyeong Cho、Yejun Son、Yeona Jo、Yesol Yim、Tae Hyeon Kim、Soeun Kim、Hanseul Cho、Masoud Rahmati、Lee Smith、Ho Geol Woo、Ja Hye Kim、Yoon Jeon Kim、Jee Myung Yang、Dong Keon Yon
Ophthalmology, 132(12), 1431–1444 · 2025
1932~2022年の56研究、21か国、子ども・青少年1,703,619人を統合したシステマティックレビューとメタ分析です。
CUDとしての注目点推定割合は世界全体2.59%、男性4.38%、女性0.64%で、地域・民族的背景・色覚特性の種類による違いも示されました。
限界・注意点研究間のばらつきが大きく、対象は子ども・青少年に限られるため、数値の単純な一般化はできません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:基礎・一般
CUD上の課題:色覚特性の分布・変化
研究手法:人を対象とする実験・観察/文献レビュー
対象者・色覚:子ども・学生・専門職/先天的な色覚特性
レビュー(Review)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(literature-review, observational)と要約に基づく文献レビュー。
補助注記:1932–2022は対象研究の期間であり本論文の発表年ではない。2025年のシステマティックレビュー・メタ分析。
トピック:疫学/メタ分析/先天色覚特性
文献ID:CUD-2026-007
近年の研究2026年
色覚特性のある人と一般色覚者における、色の彩度が前頭部脳活動へ及ぼす影響
Effects of Color Saturation on Frontal Brain Activity in Colorblind and Non-Colorblind Individuals
Ana Teixeira、Sónia Brito-Costa、Maryam Abbasi
Human-Intelligent Systems Integration · 2026
色覚特性のある15人と一般色覚の20人に10色を2段階の彩度で提示し、簡易EEGで前頭部の脳活動を測定した研究です。
CUDとしての注目点将来、利用者の反応に応じて表示を調整する適応型インターフェースへ応用できる可能性があります。
限界・注意点小規模な探索研究で、測定は前頭部のみ、刺激色の輝度も統一されておらず、特定色の推奨には使えません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:基礎・一般
CUD上の課題:色知覚・色の識別
研究手法:人を対象とする実験・観察
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/一般色覚との比較
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(experiment-human)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:脳活動/彩度/EEG
文献ID:CUD-2026-006
近年の研究2025年
色覚特性がプレイヤーの没入と感情体験に与える影響――ゲーム環境におけるマルチモーダル研究
The Impact of Color Blindness on Player Engagement and Emotional Experiences: A Multimodal Study in a Game-Based Environment
Merve Tillem、Ahmet Gün
Multimodal Technologies and Interaction, 9(6), Article 62 · 2025
色覚特性のある5人と一般色覚の8人が研究用ゲームをプレイし、表情、成績、質問紙などを組み合わせて体験を比較した研究です。
CUDとしての注目点色だけに頼らず、音・形・位置など複数の手掛かりを用意する意義が示唆されています。
限界・注意点参加者は13人と少なく、研究用ゲームの結果を商用ゲーム全般へ一般化することはできません。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:ゲーム
CUD上の課題:色だけに依存しない情報提示/実環境での視認性・利用体験
研究手法:人を対象とする実験・観察/調査・質的研究・混合研究法
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)/一般色覚との比較
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(experiment-human, mixed-methods)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:ゲーム/マルチモーダル/没入感
文献ID:CUD-2026-005
近年の研究2025年
色覚特性のある人にとってのWebリソースの配色アクセシビリティに関する研究
Research on the Accessibility of Different Colour Schemes for Web Resources for People with Colour Blindness
Daiva Sajek、Olena Korotenko、Tetiana Kyrychok
Journal of Imaging, 11(8), Article 268 · 2025
色覚特性のある男性18人が、赤・緑・青を基調とした12種類のWeb配色を評価した研究です。
CUDとしての注目点コントラスト比だけでなく、色の組み合わせと当事者による評価も重要であることを示唆しています。
限界・注意点参加者は男性18人のみで、評価対象も1つのWebページに限られます。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール
CUD上の課題:色知覚・色の識別/アクセシブルな配色・可視化
研究手法:人を対象とする実験・観察
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(experiment-human)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:Web配色/当事者評価/コントラスト
文献ID:CUD-2026-004
近年の研究2026年
VRARE:色覚特性に関するアクセシビリティ要件を理解するためのVR活用
VRARE: Using Virtual Reality to Understand Accessibility Requirements of Color Blindness and Weakness
Yi Wang、Ben Cheng、Xiao Liu、Chetan Arora、John Grundy、Thuong Hoang
arXiv:2602.04621 / IEEE VR 2026 Poster · 2026
色覚特性の見え方を再現するVR環境を使い、6チーム・24人がWebサイトのアクセシビリティ要件を検討したパイロット研究です。
CUDとしての注目点完成後の検査ではなく、要件定義の段階から色覚多様性を体験し、チームで議論するアプローチです。
限界・注意点小規模なパイロット研究かつポスター論文であり、効果の一般化には追加検証が必要です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:Web・開発ツール/支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:設計・教育・支援
研究手法:人を対象とする実験・観察/試作・評価・事例研究
対象者・色覚:色覚シミュレーション/子ども・学生・専門職
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2026年の文献。既存の研究手法(prototype-evaluation, experiment-human)と要約に基づく近年の個別研究。
トピック:VR/要件定義/Webアクセシビリティ
文献ID:CUD-2026-003
レビュー2025年
色覚多様性に配慮したデザイン――アクセシブルな色選びを支援するリソースのスコーピングレビュー
Designing for Colour Vision Deficiency: A Scoping Review of Resources That Support Designers in Choosing Accessible Colours
Connor Geddes、Edward Curran Eggertson、Jonathan Sutton、Garreth W. Tigwell
ASSETS 2025, Article 90 · 2025
CVD対応のデザインツールやガイドラインを扱う113本の研究を整理したスコーピングレビューです。
CUDとしての注目点見え方の確認にとどまらず、代替色の探索やアクセシブルなパレット生成など、具体的な改善支援が必要であることを示しています。
限界・注意点レビュー対象となった既存研究には、改善案の生成まで支援するリソースが少ないと報告されています。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:支援技術・デザインツール・生成AI・XR
CUD上の課題:アクセシブルな配色・可視化/設計・教育・支援
研究手法:文献レビュー
対象者・色覚:色覚特性のある人(広く)
レビュー(Review)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(literature-review)と要約に基づく文献レビュー。
補助注記:2025年刊行だが、文献の性格を優先してReviewとする。スコーピングレビュー。
トピック:デザイン支援/レビュー/アクセシブル配色
文献ID:CUD-2026-002
近年の研究2025年
非リーマン空間から見た色の幾何学
The Geometry of Color in the Light of a Non-Riemannian Space
Roxana Bujack、Emily N. Stark、Terece L. Turton、Jonah M. Miller、David H. Rogers
Computer Graphics Forum, 44(3) (EuroVis 2025) · 2025
色同士がどの程度似て見えるかという知覚距離から色相・彩度・明度を定義し、従来扱いにくかった知覚現象を非リーマン的モデルで捉える研究です。
CUDとしての注目点将来の知覚的な色差評価、配色評価、色変換アルゴリズムの基盤となる可能性があります。
限界・注意点色覚特性を直接扱った研究ではなく、CUDへの応用は現時点では推測段階です。
テーマ分類・文献の性格・キーワード
対象領域:基礎・一般
CUD上の課題:色知覚・色の識別
研究手法:モデル・シミュレーション
対象者・色覚:色覚を限定しない視覚アクセシビリティ
近年の研究(Recent)/判定日:2026-09-12
2025年の文献。既存の研究手法(modeling-simulation)と要約に基づく近年の個別研究。
補助注記:色知覚の理論研究だが、歴史的源流や定着した基礎文献という根拠は既存記録にないためFoundationalとはしない。
トピック:色彩科学/色知覚/幾何学
文献ID:CUD-2026-001